フリーランスのプログラマの年収相場は600~720万だといわれています。会社員としてプログラマを続けた場合の40代の平均年収は425万円だともいわれており、単純に数字として比較するとフリーランスの方が年収が高いように見えます。
しかしこれは会社員における年金、健康保険など、企業によって負担される福利厚生制度を考えてみると、それら一切が自己負担・自己申請が必要になるフリーランスと比較してみると、一概に「フリーランスの方が良い」とは言えません。

とはいえ、市場に有利な需要の高いプログラミング言語の勉強を続ける、新たな言語・技術を身につけ続け、自分でそうした言語を必要とする案件を見つけられる人にとっては、フリーランスの収入は会社員の比でなく高くなっていきます。これまで会社が取っていたとも言える中間マージンが発生することなく、直接収入を受け取る形になるためです。
案件の取得が安定していけるようになれば、問題となりがちな税務関係の書類は税理士に依頼するなど、より仕事に専念できる環境を作っていく事もできます。

フリーランスで活動する場合の仕事の見つけ方は、会社員時代の人脈を活かす、もしくはフリーランス向けのエージェントサイトやクラウドソーシングサイトを利用します。
傾向としては、エージェントサイトではある程度長期契約の案件が多く、クラウドソーシングは短期・長期どちらも混在しています。どちらも習得の難しい言語ほど単価が高い傾向があり、勉強し続けられる人ほど稼げる魅力があります。